みくしで宣言した通り、バナナフィッシュを買い漁っております。
現在文庫版の1~4、7、10巻をゲット。(…)
名台詞・名シーンをちょいとメモメモ。
漫画から台詞だけ抜き出すと微妙ですけどね。
4巻p.230~p.240
「忘れようとしたんだ」
『…アッシュ―』
「…ざまあねえな――札つきの不良で…男娼あがりの殺人鬼のこのオレとしたことが…」
『よせよ!そんな言い方 そんなふうに言うのはよくないよ』
「でもほんとうのことだ」
「オレは8歳の時はじめて人を殺した……レイプされたんだ」
「――――――恐ろしかった」
「恐ろしくて……声も出なかった 心では”助けて”と叫んでるのに 口の中にタオルをつっこまれたけど そんなことされなくたってうめき声ひとつ出てこなかった」
『アッシュ……』
「そいつを撃ち殺した時――――オレは泣いた」
「何も……感じなかったからだ」
「オレは自分が恐ろしい……ショーターを殺すなんて……今まで何人殺したかわからない 何も感じないんだ……何も――――」
『アッシュ アッシュ落ちついて…!』
『何も感じてないことはない―――きみは傷ついてる とても… ぼくにはよくわかってるよ』
『きみはぼくを助けてくれた…きみがあのことで責めを負うならぼくも同じだ』
『いいかい?今は何を言ってもなぐさめにはならないのかもしれない――でもこれだけは忘れないでくれ』
『世界中がきみの敵にまわってもぼくはきみの味方だってことさ』
『きみのそばにいる きみがもし迷惑じゃなければ――だけどね』
「……じゃ オレはこれからもあのまずいサンドイッチを食わされるのか?」
『そうさよろこべ!”トーフ”サンドイッチは完全食品さ きみの健康は保証された』
「そばにいてくれ」
「ずっとなんて言わない――――今だけでいい」
『ずっとだ』
7巻p.107~p.109
「とにかく電話ぐらい入れてやれよ もう無理に帰れとはいわないから」
『僕はここにいていいのかい?』
「だめだといってもどうせお前は帰りゃしないだろ」
「それに…オレにとってもそのほうがいいらしい」
『?』
「お前を日本に帰しても何かありはしないかときっと気をもむだろう」
「それならいっそ目の届くところにいてくれたほうがいい」
『――――……』
「なんとかいえよ」
「”そばにいてくれ”ともう1度言わせたいのか?」
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